おやブログ

ほとんど自分の娘の話。たまに違う話。ライフハックブログなんて洒落たものじゃないブログ

2歳児の娘に対して我慢している事

#5 - My Impatience
#5 - My Impatience / ϟnapshot 19

子どもの脳は3歳までが特に発達する頃だという。この期間はとても重要だ、と多くの専門書に書いてある。鵜呑みにしている私たち夫婦は、出来る限りの努力を毎日行っている。そしてその努力の陰に『我慢する』というのは必ず付き物なのだ。

 

我慢していることリスト

1、家の鍵を開ける

お出かけから帰ってくる。その時は大抵多くの荷物を持って帰ってくる。家族5人分(じじ、ばば含む)の食料品、子供の荷物、その他買い物したものなどなど。そして、やっと家の前まで来て、荷物をさっさと片付けてしまおうと勢いよく家のドアの前まで来てもそこで足止めを食らう。なぜなら、娘がカギを開けるからだ。

ドアには2つ鍵穴があるが、上の鍵は親が開け、下が娘だ。当然上はすぐに開けれる。しかし、娘が開ける下は、、、大変時間がかかる。最初は私たちがやっていたが、ある日「〇〇(娘のあだな)がやる!」ときた。いやいや、さっさと家に入って片付けたい、と思い「パパがあけるよ」といっても、この年齢の子どもはとにかく自分でやりたがるので、「〇〇がやる!」と言って聞かない。

やらせてみると、、、

  • 鍵が鍵穴に中々入らない。。。我慢
  • やっと入ったが、鍵が回らない。。。我慢
  • 回ったが、もう一度鍵を反対に回さない抜けない。。。我慢
  • やっと逆に回したが、真っ直ぐ引き抜けない。。。我慢

で、やっと家に入れる。

2、エレベーターのボタンを押す

娘は、エレベーターのボタンを押したくてたまらない。解る!私もそうだった。しかし、親の立場からすると案外面倒な娘の要求だ。

まだ身長が低いからボタンに届かない。だから、親は娘を抱っこしてあげないといけない。荷物をいっぱい持っているときなどに、「ぼたんおす!」なんて言われると、えー!!って思う。

そしていざ抱っこして「はい押して!」って言うと、好きなところをポンッポンッポンッと押してくれる。各駅停車だ。だから、そうならないように、「ここね、ここ」と指を指し教えるのだ。

3、手を洗う

帰ったら手を洗う。決め事だ。娘は自分で手を洗う。洗えるが上手に洗えるわけではないし、水浸しになるし、服も濡れまくる。だから、もちろん手伝ってあげる。手伝ってあげるのだが、、、2回も3回も4回も洗うのはどうなんだ?手を洗う行為は、娘にとって遊びのようなものだ。だから、「もういっかい!」「もういっかい!」とくるのだ。

終わったか?と思ったら、「こんどはあっちのせっけんで!」ときた。まじか?

4、服を着る

「ふくをきたくない!」と逃げ回る娘に服を着せるのも大変だが、「じぶんできる!」と言い、服を自分で着ている娘を待つのも大変だ。特に時間に追われているときは本当に辛い。

本人は一生懸命だ。でも、上手く着れない。だからイライラして、うわっーー!!ってなる。泣く。だから、そうなる前に分からないようにちょっと手伝ってあげる。しかし、その手伝っているのがバレると、「じぶんで!」と怒る。本人は頑張っているのだ。しかし、見ている私はもどかしく、あ~パパッと着せたい!

5、箸を使う

親が使っているのを見て、「これちょうだい!」と言い出したので箸を渡した。娘は結構器用に箸を使う。持ち方は正しくないが自分なりの持ち方で、ご飯も、麺も、メロンも、さらには枝豆すら箸で掴む。そうであっても、やっぱり時間はかかる。

ある日、豆腐を一生懸命箸で掴もうとしていた。頑張れば頑張るほど豆腐の原型はなくなっていく。でも、本人は一生懸命なのだ。そして結局はわっーーーってなって箸を投げた。じゃあ、一緒に豆腐を掴んでみよう!って言ってその時は手伝ってあげた。でも普段は手伝わない。手伝ってあげたい。でも、手伝うと怒るのだ。もう1時間以上夕食食ってんじゃないか?って思うときでも娘が「手伝って!」と言うまで手伝わない。

 

 

Important Message
Important Message / Patrick Denker

我慢し続けていると、子供の成長がよく分かる

  1. 鍵を開ける動作は徐々に早くなってきている。どっちに鍵を回すのか。どの位力を入れるのか。手先も以前より器用になってきているから、以前より断然早い。
  2. エレベーターのボタンもどこのボタンを押すと、自分の家の階数かわかってきている。「ここ?」と正しい階数ボタンを指さし聞いてくる。
  3. 手を洗うのは最近1回で済むようになってきた。多分私たち親が見本を見せているからだろう。あ~1回洗うだけでいいんだ。と思ってきているのかもしれない。
  4. 服はまだ自分一人では着れないが、それでも器用になってきているので、スピードは速くなってきている。
  5. 箸の使い方は相変わらず上手い。4分の1カットのミニトマトをひょいひょい掴んで口に運んでいた。『突き刺す』という行動をとった所を見たことがない。

 

最後に

自分でやりたい!と思う子どもの気持ちを踏みにじってはいけない。だから、どれだけ時間がかかっても出来る限り自分でやらせる、という家の方針だ。

疲れている。早く家に入りたい。だから鍵を子どもに渡さないとか、もういいから早く服着て!と全部親が着せてしまうとか、箸使うと汚れるから、遅くなるからとかで箸を取り上げたりしない。

前にも書いたが、繰り返す行動は集中力を養うらしい。

子どもにとって【繰り返す】のは必要なこと。それはなぜか? - おやブログ

繰り返したいという欲求は、楽しいからという理由もあるとは思うが、自分で出来る!ということの喜びを感じているから、ということもあるのだと思う。とにかく、達成感を与えてあげる為に、子どもがやりたい!と言ったことはとにかくやらせてあげたい。

最近、【親が我慢する時っていうのは、子どもが成長しているときなのではないか】と思うようになった。すべての『我慢』がそうとは限らないし、今の子どもの年齢(2歳)だからそう感じるのだろうが、それでも「今子供が成長しているんだ」と思えれば、我慢することも何とかなるかもしれない。

我慢、我慢。。。